私の誕生日は5月の終わりなので、毎年6月あたりに年金定期便が送られてくる。
日本年金機構によると、ねんきん定期便の見方は年代によって多少違うようであるが、何となく見ていても、おおよそのことは理解できるように記載されている。
これまでの年金保険料の納付状況(これまでに○号保険者として合計何ヶ月納付したか)、直近の年金保険料の納付状況、そして、何歳からいくらくらい貰えそうか、という年額の見込額である。
注意をしたいのは、一番気に見込額は、「見込み」であって、変動する可能性が高いということである。
現在の納付状況がそのまま続いた場合の見込額なので、お給料が減って納付保険料も下がった場合には、翌年の見込額も低くなる可能性がある。
若い世代は、年金を当てにしていないかもしれないし、まだ先のことなので、細かい点まで見ていないという人も多いと思うが、見方も簡単だし、1年に1度のことなので、ざっと目を通しておいた方がよいと思う。
というのは、私は、転職し手間もない時に、たまたま見たねんきん定期便で、ミスを発見したことがあるからだ。
それは年金機構のミスではなく、転職先の会社の事務処理のミスで、私の給与から引かれていた年金保険料よりも、収めた保険料の方が低くなっていたのである。
私はすぐに会社の総務に問い合わせ、年金機構に収め直してもらった。
ねんきん定期便は年に1度の発行と決まっているようで、年金機構からは、来年のねんきん定期便に修正済みの記録が記載されるという通知が届いた。
転職した場合や、昇給して保険料も上がった時は、その後のねんきん定期便に目を通すことをおすすめする。

⇊オススメ情報⇊
ねんきん定期便の見方

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